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きみの一閃で目覚めた恋心

第2章 ~告白のメッセージ~

その後も少し話してから、仕事へ向かう大喜君と一緒に梅田マンションの505号室を出た。

◇梅田喫茶店・男性更衣室◇

-信長視点-

「えっ!?」

「昨日、剣道青年と恋人同士になれたの!?」

梅田喫茶店の開店前、更衣室で先に着替え始めていた大喜君と朝陽君に、昨日に隼君と恋人同士になった事。

その経緯を全て話すと、2人は驚愕する。

「でも、おめでとう!」

「おめでとう!」

「大喜君、隼君ありがとう」

2人に祝福されて、お礼を言いながら俺も着替え始める。

「でも、1つ心配事があるんだ」

「心配事?」

大喜君が、首を傾げながら聞く。

「恋人の名前、隼君って言うんだけど
俺と同い年の隼君のお兄さんが明日、俺がどんな人か確かめる為に梅田喫茶店に来るって」

「へぇ、そうなんだ」

「きっと、隼さんのお兄さんは隼さんの事を心配してるんですね」

朝陽君の言うとおり、隼君のお兄さんは隼君の事を心配してるみたいだ。

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