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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

◇梅田喫茶店・店内◇

「いらっしゃいませー!
何名様ですか?」

隼君のお兄さんが、ココに来る日の今日の昼過ぎ。

いつものように、何事もなく仕事を頑張っている。

「すみませーん」

「俺、行って来る」

大喜君は、12番テーブルのオーダーを取りに行く。

「すみません」

「はい」

俺は、2番テーブルの客のとこへ向かう。

「カレーライスとコーヒーのセットで」

「かしこまりました」

オーダーを通しに、厨房前へ向かった。

「2番テーブルのお客様、カレーライスとコーヒーのセットです!」

「「「「「了解!!」」」」」

オーダーを通したあと、店のドアが開く音がする。

「いらっしゃいませー!」

「あっ、郁さん!」

「郁さん、いらっしゃいませ!」

大喜君と朝陽君が、笑顔でその客に挨拶をした。

あの人が、郁さんか。

「大喜君、朝陽君
今日も頑張ってるね!」

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