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きみの一閃で目覚めた恋心

第3章 ~初対面のリザルト~

でも、俺だって引くつもりはない!

「わかりました
条件を受け入れます」

「ちょっと、信長さん!」

「信長君の隼に対する気持ちと覚悟が大きく本物なら、これぐらいの事は乗り越えれる筈だよ……ねえ?」

「はい」

郁さんの言葉に頷き、隼君の方をむく。

「隼
必ず、郁さんの舌を唸らせるような料理を作るから」

「……わかったよ」

渋々、納得してくれたようだ。

「それでは、少々お待ち下さい」

隼君と郁さんに一礼してから、厨房へ向かう。

◇梅田喫茶店・厨房◇

「とういうわけで、今から料理を作ります」

厨房に入ったあと、店長と先輩スタッフ2名、その2名のスタッフ達と交代で、厨房で調理しに来た大喜君と朝陽君に事情を説明した。

「そうか、とりあえず落ち着いていけよ」

「信長なら大丈夫だ」

先輩スタッフ2名は、俺を励ましながら厨房を出てホール仕事に回った。

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