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◇大阪プローションシネマ・２番部屋◇

『やめて！
私は、そんなの望んでないわ！』

『でも、きみが助かるにはこれしかそれしか方法がないんだ！』

大阪プローションシネマに着き、館内でチケット２枚と飲み物を買って現在。

隼君と２人で、感動系の恋愛モノの映画を見ている。

「……っ…。」

「？」

鼻を啜る音が聞こえ、隼君の方を見たら隼君は涙を流していた。

「……。」

隼君って、感動して涙流してる時はこんな顔をするんだな。

また、これで隼君の新たな一面が見れた。

「…？」

俺が指で、隼君の涙を拭ってあげると少し驚いた表情で、俺の方を見てすぐに笑顔になる隼君。

その後、映画を見終わって俺達は次に昼飯を食べる事にした。

◇大阪アルク１０階・飲食エリア◇

「隼君、このラーメン屋は？
毎月、最低でも１回は必ず行くラーメン屋なんだけど」

「あ、ココなら僕も何度も行ってますよ！
美味しいですよね♪」