嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
……俺は……
部屋に入ると雪奈にLINEした。
もちろんマナーモード。
……俺は……
ついにある決心を固めた……
もちろん雪奈はなんて言うか、
解らないけれど……
……ただ……
もう雪奈と離れて居たくない……
こんな話しほんとは逢って、
直接話したいけど。それを出来ない、
状況を憎んだ……
『雪奈元気か?大事な話しがあるんだ……』
すると雪奈から直ぐに返信が来た。
『ルウ元気よ!貴方は元気?
大事な話し?今、大丈夫よ!』
『雪奈、逢えなかったけど……
今でも俺を好き?……
気持ちに変化は無い?……』
『ルウ!当たり前よ!
毎日貴方の事ばり考えてるわ。
愛してる……』
『……雪奈……俺も愛してるよ……』
『でもどうしたの?ルウ?……
何かあったの?……』
『……雪奈……
俺の決心聞いてくれる?……
『……決心?……』
『……そう……決心……』
……俺は……
やっぱり雪奈に逢う事を決めた。
こんな事LINEで言える話しじゃ無い……