嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
……すると……
15分ぐらいでルウが出て来た。
ルウが出て来たと同時に丁度、
ルームサービスが届いた。
『……雪奈……ただいま~』
『……ルウ……丁度届いたわよ♪』
『……オッ♪……good-timing♪』
……ルウの……
バスローブ姿がやけに色っぽい……
『……雪奈……食べよっか♪』
『……ええ……頂きます♪』
『頂きまあす♪』
『……ん……美味い♪』
『……ほんと……
ここの料理ってほんと美味しいわ♪』
『……だね♪……
ねえ、雪奈♪また来ようよ♪』
『……そうね……いつか来れたら♪』
『……また……来れるよ♪』
『……そうね♪……』
……私達は……
30分ぐらい有意義に食事をした。
『……はあ……
美味かった♪ご馳走様でした♪』
『……ほんと……
美味しかったわ♪ご馳走様でした♪』
『……雪奈……
もうそろそろ支度して出るか?』
『……そうね……そうしましょ?』
ルウが着替え終わり、
私達は部屋を出た。そしてホテルの、
チェックアウトを済ませ、
再びルウの車に乗った。