嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
暫くして車はスーパーに着いた。
……考えてみればルウと……
買い物するのも始めての事だった……
……バン!ッ……
車を駐車場に止めて早々私達は、
食材の買い出しをした。そしたらルウが、
「……雪奈♪手繋ごう♪……」
……なんて……
可愛いい事を言うから黙って右手を差し出した。
……ちょっとだけ恥ずかしい……
……でもルウを見たら……
凄く幸せそうな顔してるから♪
「……雪奈何買うの?……」
「ルウ、何の煮物がいい?
オデンとかすき焼きとかいろいろあるわよ♪」
「……んーッ!……そうだな!
すき焼きがいいかな♪
でも雪奈大変じゃ無い?大丈夫?……」
「……任せてルウ♪……」
「じゃあすき焼き♪」
「了解♪ルウ?後でおうどんも入れる?」
「え、そんなに食べれるかな?」
「……大丈夫♪……
美味しいからルウなら食べれちゃうわよ♪」
「……じゃあ……雪奈に任せた。笑」
「じゃあおうどんも♪」
そして私達は15分ぐらい食材を選んで回った♪