嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
「……ルウ上がって♪……」
「うん♪お邪魔しまーす♪」
「……へえ!……
ここが雪奈の部屋?綺麗にしてんね♪」
「……有り難う♪……
なんだか恥ずかしいわ/////」
「……なんで?……」
「……ルウが初めて……私の部屋に来て……」
「雪奈!それを言うなら俺だって、
ほんとは緊張してるよ、ホラww」
……そう言うとルウは……
私の右手をルウの胸に触れさせた……
……トクントクン……
……ルウの……心臓の音が伝わった……
「ルウほんとね、ドキドキ鳴ってるわ/////」
「……ねえ雪奈……
緊張を和らぐ方法は何だと思う?……」
「……さあ、何かしら……」
……私が……言いかけたと同時に……
……ルウに激しいキスをされた……