嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
……何度肌を重ねても……
……飽きが来ない……
……雪奈の体……
……魔性の魅力か……
……いつもいつも満たされる……
……俺達はまた……
快楽へと登り詰めた……
……雪奈……
離したく無い……いつまでも……
……ずっと雪奈と繋がって居たい……
……この真っ白い肌は俺だけのもの……
……俺は雪奈の背中に爪痕を着けた……
……ずっと消え無い様に……
「……ッツ!……」
「……雪奈痛い?……」
「……ルウ大丈夫よ……もっと着けて……」
「……雪奈ごめんね……痛くして……
でも俺の印消すなよ……」
「……ルウ愛してる……」
「……雪奈愛してるよ……」
……そしてまた俺達は朝まで愛し合った……
……そしてまた雪奈と……
……朝を迎えた幸せの瞬間……
……俺は満ち足りた……