嘘つきな唇
第4章 *逃避行*
……やがて朝の光が……
カーテンから差し込む……
「……雪奈寝なくて平気?……」
「……頑張るわ……」
「……雪奈ごめんね……」
「……ルウ……謝ら無いで?
私が泊まってってルウに、
言ったんだもの…!」
……俺は雪奈にキスをした……
「ルウシャワー浴びて来て?
朝食食べるでしょ?」
「雪奈時間大丈夫なの?
俺なら何処かで適当にww」
「……ルウ……朝食ぐらい、
貴方と一緒に食べたいわ……」
「……雪奈が大丈夫なら……」
「平気よ、ハイルウ♪バスタオル。」
「……雪奈有り難う♪……」
「ルウ♪そこの突き当たりね♪」
「……サンキュー♪……
雪奈朝食簡単でいいから!」
「有り難う、トーストでもいい?」
「……いいよ♪……」
……残念……
時間があればご馳走作るのに……
……仕方が無いな……玉子焼きでも焼こう♪
……ルウと居る時間は……
あっという間に過ぎてしまう……