嘘つきな唇
第1章 *瞳の誘惑*
……よっ、と♪……か、軽ッ?……
……なんだよ……
ちゃんと飯食ってんのか?……
俺は雪奈を抱き抱えたまま、
車に乗り込み自分のマンションに、
雪奈を連れて帰った。
……イヤイヤ……
この場合仕方無くね?……
マンションに帰って、
雪奈を俺のベッドに寝かせた。
……失礼しまーす♪……
俺は洋服がシワになると思い、
取り敢えず雪奈の、
ジャケットだけ脱がすと、
ハンガーに掛けた。
……うーんしかし……
よく寝てるなあ!
朝まで寝かせとくか……
俺はそのままシャワーを浴び、
軽く食事を一応奈の分まで、
作って一人で食べた。
まあ雪奈は後で温めれば、
食べれるし♪
……俺は……
食べてる時も雪奈が、
気になって仕方が無かった。