嘘つきな唇
第6章 *最愛*
暫く歩いてたら私を見てた通行人が、
振り返った……それは……
小さな子供とお母さんだった。
「……ママ見て♪綺麗なお花♪……
お花屋さん?……」
と、子供がお母さんに話しかけた。
「……ほんと♪……綺麗ねえ♪」
……お花屋さんかww……
確かにこの花束の量を見たらそう思うよねww
……やっぱりちょっと……
恥ずかしいかもww早く帰ろう!
暫くしてやっと我が家に着いた。
とりあえずルウに電話を掛けた。
「……ルウ?……
家に着いたわよ、いつでも来てね♪」
「……雪奈……♪
俺ももうすぐ着くよ!大丈夫だった?……」
「……ええなんとかね!……
なんとかね♪じゃあ待ってるわ!ルウ♪
気を付けてね♪」
「……ああ♪……っても、
5分ぐらいで着くけどね♪」
「……そうなの?待ってるわ!……」
「……OK♪……」
……急がなくっちゃ!……
私は普段着に着替え空気の入れ替えをして、
貰った花束を花びんに生けて、
水を注いだ♪
部屋中花だらけになった♪
……綺麗♪……
……やっぱり花は綺麗だわ♪……
それに癒される♪
……キンコーン♪……
暫くしてルウが来た♪