嘘つきな唇
第1章 *瞳の誘惑*
「……ルウ謝ら無いで……」
……そして今度は私からキスした……
「……ん……雪奈?……」
……ああ、恥ずかしい……
私ったら何て事を……
……でももう……
自分の気持ちを抑えてるのが、
苦しく無ってしまった……
「……雪奈……俺の事好きなの?……」
……苦しい……もう限界……
……ルウに気持ち伝えてしまおうかな?……
……ルウに……
私の気持ちを受け止めて貰え無くてもいい……
……ただ……
……ルウに……
好きだと伝えたいだけ……
「……ルウ好きよ……
貴方を好きになってしまった……」
「……雪奈……」
「……ルウ……
今だけでもいいの、もっとキスして……」
……するとルウは……
さっきよりも激しいキスを、
私にしてくれた……
……どうしよう……無茶苦茶嬉しい……
……けどきっともうルウに逢え無い……
……ルウにとうとう……
気持ちを伝えてしまった……
……ルウに気持ちを……
伝えてからの二人がどうなるかなんて……
そんな事まで私は考えて居なかった……
……ただルウに気持ちを……
吐き出してしまった……
……ルウごめんなさい……