
嘘つきな唇
第3章 *決心*
買い出しも終わって、
俺は久しぶりに店を開けた。
……今日は……
客来てくれ無いと困るな……
すると開店30分ぐらいで、
ラウンジのドアが開いた。
「……るーう!……久しぶりー♪」
「……オッ!……
どーしたんだよ?久しぶりだな♪」
……コイツは俺の……
昔の店からの太客だった。しかも風俗嬢♪
「久しぶりに近くまで来たから、
ルウに逢いたく無ったのよ♪」
「……嬉しいね♪……
てかお前今日バイトは?」
「えー?シケた客しか来ないから、
早く上がっちゃった♪」
「……ったく!……相変わらずだな。笑」
……なんて今の俺には……
そんな事言う資格ねーかww
「……ルウは?……
相変わらずモテモテ?♪』
「……あー?……そんな事無いよ♪」
「……そうかしら?……」
「それより久々に飲もうぜ♪」
「……そうね♪……」
俺はカクテルを作って女の隣に座った。
……なんか最先いいかも♪……
……久しぶりに色恋、かなあ……
