
嘘つきな唇
第3章 *決心*
「……麗奈……乾杯しよっか♪……」
「……そうね♪……何に乾杯?」
「……また麗奈に逢えた夜に……」
「……ルウ……
相変わらず上手ね♪リップサービス♪」
「違うって♪マジで麗奈に逢えて嬉しいよ♪」
「フフ♪このまま誰もおお客さん、
来なかったらルウ独占出来るのになあ♪」
「……麗奈……
それは困るよwwまあ乾杯♪」
「……乾杯♪ルウ♪……」
……そして俺達は……
久々に一緒に酒を飲んだ♪
「……麗奈……
相変わらず可愛いーな♪」
「……またまた!……
ルウこそいつもイケメンじゃ無い♪」
「……サンキュー♪……
でもお前マジで可愛いーよ♪」
「……ルウほんとに?……」
「……ああ♪……」
……俺は心の中で……
雪奈に詫びながら色恋営業を続けた……
「……じゃあルウ……証拠見せてよ?」
「……え?……」
「あたしが可愛いいって証拠、
態度で示してよ……」
「……麗奈……お安いご用♪……」
