嘘つきな唇
第3章 ＊決心＊
「ごめんねwwいらっしゃい♪6名様？」
「……はあい♪……」
「じゃあそこの奥のBOX席にどーぞ♪」
……ヤローも一緒か……
色恋は無理だな……
「……てかお兄さん……めっちゃイケメン♪」
「……ん？……俺の事？」
「やだあ！お兄さんしか居ないわよww
他に誰が居るの。笑」
「……あ、何だよお前！……」
「……サンキュー♪……
あれ、皆カップルじゃ無いの？」
「違うわよ～！サークル仲間よ～」
「……じゃあ大学生だ♪……」
「……そーでーす♪……」
「……若いなあ！……」
「……ねーお兄さん！……名前は？♪」
「……名前はルウだよ……」
「なんかマジでめっちゃ素敵♪
あんた達とは大違いね。笑」
「何だって！でもまあお兄さん！
マジでカッコいーっすよ♪
お兄さん♪」
「……アハハ有り難う♪……
あ、これメニューね。選んどいて♪」
「……はあい♪……」
……ルウったら……
何がモテ無いのよ。モテモテじゃ無いのよ～
……やっぱり今夜は帰ろうかな……
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