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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた



小さな刺激がきたが、口を閉じた後だったのでさっきの二の舞にならずにすんだ。


勝ち誇ったように先生を見る。


が。



「ふーん、そんな事言っちゃっていいんだ」



不気味に笑う先生。


ブラックなオーラが滲み出ていて、悪魔にしか見えない。


ヤバい、こんな不利な状況で先生を挑発したらダメだった!


「な、何か聞こえましたか?あたしにはなあんも聞こえなかったけどなあ…空耳じゃ…ひゃんっ!…あ、あァんっ!」


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