テキストサイズ

放課後は保健室で

第6章 泣きっ面にぶたさん



うう、不穏なオーラって…。


近所のみなさま、浸食してしまい誠に申し訳ありませんでした。


まあでもなあ…。


ちょっと様子がおかしいからって相談すんのは馬鹿げているし、そもそも人には言えないし。


なんと言えばわかんなくなっていたら、結がため息をついて急に声をひそめた。


「渡辺啓太のこと?」


……ああ。


先生のことで頭はいっぱいだったが渡辺啓太についても事は深刻化している。


最近つきまとわれ度が半端ない。


「…うん。なかなか。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ