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放課後は保健室で

第7章 help!!




「え?………きゃああっ」


私の体は椅子に縛り付けられていた。


手も後ろ手で縛られていて自由が利かない。


そういえば。


さっき結からのメールで渡辺君のことを思い出して中庭に戻った時、知らない人に突然お腹を殴られて……


背中に悪寒がはしる。


「ちょっと!!何してんの!?離してよっ!!」


私の叫びに男らがまたぎゃはははと笑う。


渡辺啓太だけが嫌な笑みを口にたたえ、こちらを真っ直ぐ見ていた。


……これって、ヤバい?


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