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放課後は保健室で

第7章 help!!




「さっきはよくも俺を蹴り飛ばしてくれたね」


一歩ずつ近づいてくる彼。


周りの男らはニヤニヤしながら様子をうかがっている。


「それに関しては本当に申し訳ないと思っていますっ!!」


上体もイスの背にくくりつけられているため上手くいかないが精一杯頭を下げる。


「そう、じゃあ俺のものになってよ」


「は?」


いきなり話がぶっ飛んで訳が分からず変な声がでた。


顔をあげると渡辺啓太の整った顔が間近にあった。


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