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放課後は保健室で

第7章 help!!




「俺のものになれっつってんの」


彼の手が伸びてきて私の首筋を下から上になで上げた。


無意識に体がびくっとはねる。


「い、嫌です…」


拒むと渡辺啓太は少しだけ目を見開いてから鼻で笑った。


「やっぱり俺を拒むんだ。柴崎さんが初めてだよ」


あ、なんかデジャヴ。


先生にも同じような事を言われた気がする。


何も言わずにただ渡辺啓太を睨む。


「いいねえ。その目。でもごめんね。俺あんたとセックスしなくちゃいけないんだ」



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