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放課後は保健室で

第8章 到着



あ、今度は見える。


先生は素早く横を向いてそのまま後ろにちょっと下がった。


木材とパイプ椅子は目標を無くしたが勢い余ってそのまま振り下ろされる。


その隙を着いて先生が双方の腕をつかんでひねりあげ、そのまま変な方向へ引っ張った。


あ、今なんかとっても嫌な音がしたぞ…?

「ああ゛っ…!!」


「い゛っでえーー!!」



うわ、すごい。


この一連の出来事もあっという間だった。


「なかなかやるじゃない」



…結、あんたなんで上から目線なんだ!?



「…あとは、お前だけだな」



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