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放課後は保健室で

第9章 保健室で恋をしましょう




っはああああァと大きなため息、というよりは長く息を吐く音がして先生の頭が私の肩になだれかかった。



「今度は間違いとか言わない?」


「言いません」


未だちょっと涙声だけど即答した。


最初から間違いなんかじゃない。


何も間違ってなんかない。















「…最初っからお前しか目に入ってねえんだよ」






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