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放課後は保健室で

第9章 保健室で恋をしましょう




ヤバい。


好きだ。


好きすぎる。


あんなに言ったのにまだまだ気持ちは膨らんでいく。


まだ続いてる甘いキス。


体温を直に感じる。


ふっとそれが離れて先生と目があった。


「嫌だっつっても離してやんねえからな」


その言葉の後にチロリ、と嘘みたいに赤い舌先が彼の唇を舐める。


端正な顔、その綺麗な瞳に本当に吸い込まれていきそうだった。


引力。


そんな言葉が浮かんだ時にはまた唇が重なっていた。



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