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放課後は保健室で

第2章 鍵の落とし物




「ちょっと待てよ。まさかこの顔を二度と見たくないって言う奴に出会うとはなぁ…。これを見てもそう言えんのか?」



何たる発言!


まあそういえる外見はしているがそれを自分で言うなってのに。



もう一度何か言ってやろうと振り向いたが先生の手のひらにのせられたソレに言葉をのみ込む。


「なっ…嘘。なんで」



慌ててスカートのポッケを探すがあれが見つからない。


サアっと血の気が引いていくのがわかった。



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