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放課後は保健室で

第2章 鍵の落とし物




「何って…キス、だけど?」


「それはもう聞きました!」



先生の舌の感覚が蘇る。


これって…………いわゆる…デ、ディープキス!?


「じゃあ契約料だな。うん。そーだそーだ」


「先生、棒読みですし、じゃあってなんですか!明らか後付けですっ!!!」


見上げる先生の顔は(だけは)変わらずイケメンさんで、中身知らずにキスされてたらすぐ落ちちゃいそうなくらいだった。


その顔が私を見下ろす。


「そんなにキスがしたいならぶたさんとやって下さい!」


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