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放課後は保健室で

第2章 鍵の落とし物




「コイツ…女だったのか」


「知りません。てかスルーして下さい!」


本気で驚いたようにぶたさん(勝手に命名して呼んでます)をまじまじと見つめる先生。


あれ、なんか可愛いかも…


ぶたさんをそっと棚においた後しゃがんでぐいっと近づいてきた。


いちいち近いっ!!


すでにしゃがんでいる私は更に離れるためもはや床に寝そべっている。


地面が掘れたらいいのに…


なんとか離れようとする私を見てニヤリと笑う。


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