放課後は保健室で
第2章 鍵の落とし物
「鍵のことが無くてもセクハラで首なんか紙飛行機のスピードで飛んでいきますよっ」
「…それ、速くなくね?」
耳から首筋に先生の唇がおりてくる。
ヤバい。頭まわんなくなってきた。
「っん!めっちゃ細くて速く飛ぶヤツです!」
覆い被さる先生を何とか退けようとするが、耳や首筋をなぞるように舐められ力が入らない。
「…っひゃん!!先生、ヤめっ…」
くすぐったい。
体が熱い。
「あれ、押しかえさねぇのか。このまま進んで良いってこと?」
「ちがっ……んっ……キャッ!」