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三角関係ときどき四角

第3章 それぞれの思惑

会いたくて恋しくて
陵介の温もりを忘れられなくて……


「話は後でするから……いい?」

「……ぅん」


陵介と舞彩の結婚の経緯より
陵介と触れ合える今を優先したい。


玄関から部屋までの短い距離の間を
一歩一歩進みながら
キスをして衣類を脱ぎ捨て
ベッドに辿り着く頃には
お互いに一糸纏わぬ姿で……


私の息子になる陵介に抱かれた。

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