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三角関係ときどき四角

第5章 天国と地獄

部屋に着いて水分補給をさせると
敷かれた布団の上に
千夏を仰向けで寝かせた。


「具合は?」

「ボーッとするけど、それだけ」

「診ようか」


聴診器は常備している。


「……お願いしようかな」


断ると思っていたから意外だった。


千夏は浴衣の襟元を開く。


乳房が露になったわけではないが
浴衣が乱れた胸元だと
脳が勝手に認識してしまい
僕のモノが少し反応を示した。

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