テキストサイズ

もし世界で自分だけの法律があったら

第14章 一生懸命なやつ







おれは授業が終わって、学校から帰り、家に着いた。





「ただいま~。母さん。夜桜いる?」







奥から母が出てくる。





「夜桜ちゃんなら散歩に出かけたわよ。」





「一人でか?」






「確か、伊吹っていう子といっしょに」





「伊吹さんと?…なんでだ?」






「えらく仲良そうにしてたわよ?」





「そ、そうか…」




「もしかして、寂しいの?w」







「そんなんじゃねーよ。おれ、ちょい探しに行ってくる」






「は~い。行ってらしゃい」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ