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もし世界で自分だけの法律があったら

第15章 立ち上がれ!おれ





運動着なんて持ってなかったから、制服のままバスケした。




夜桜はおれたちが練習してるのをじっと見ていた。





いろんなことをした。





1対1。
パスからのシュート。
ドリブル競争。
フリースロー対決。




しかし、そのどれもが一人ではできないことだった。


おれはもちろん、川原も楽しそうだった。



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