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もし世界で自分だけの法律があったら

第5章 殺されるは幸か、不幸か




「……なんでわかるんだ」


「いろいろあんだよコノヤロー。あーもうめんどくせえ、コイツ、飛び降りねーんなら蹴り落とすぞ~」



飛び降りようとしている男は極度の緊張により立ちながら気絶していて動かない。



「ハァ…ったく。自殺するからって言ったから、親切に付き添いに来てやったのによぉ~。……………おれの手を汚すなよ」




そう言って男は飛び降りようとしている人をビルの下へと蹴り落とした。



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