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もし世界で自分だけの法律があったら

第6章 いつのまにか大人の階段をのぼる



「あ、伊吹さん!」



すでにおれに背を向け、遠ざかり始めている伊吹さんにおれは声を掛けた。


伊吹さんなら、昨日のことを詳しくきけるのでは?と思ったからだ。


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