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もし世界で自分だけの法律があったら

第11章 コイツの笑顔を守りたい




家に帰ったおれは部屋を
荒らし始めた。





手当たり次第にものをなげ、


蹴り、


殴り


……壊して、


怒鳴った。






怒りを爆発させた。







それはとても醜いものだった。



大人が我を忘れて怒り狂っている。



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