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好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

「他には?」

「あとは、ありのままの僕を受け入れてくれる人♪」

これに関しては、龍一君の方が当てはまっている。

「…?」

あれ?

「どうした?」

「いや…。」

今さっき、自分で言った言葉を思い出すのと、その意味を考える事にした。

ありのままの自分を、受け入れてくれる人…。

龍一君の方が、当てはまっている…。

ロークじゃなくて、龍一君…。

初めて好きになったのが、ローク。

龍一君の事は、後から好きになった。

でも、同じくらいに2人の事が好き。

僕の好きなタイプの条件には、ロークにも龍一君にも当てはまっている…。

だけど、ありのままの僕を受け入れてくれてるのは―――――

「……そうか…!」

「泉?」

僕の事を、心配そうな表情で見ている龍一君。

「あぁ、ゴメンね
ちょっと、考え事♪」

「そうか~!」

今、やっとわかった。

僕が、本当に好きな人…。

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