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好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

「とりあえず、テレビつけるぞ~」

龍一君は、部屋のテレビをつけて、いろいろチャンネルを変える。

「お笑いやってるけど、お笑い見るか?」

「うん、良いよ」

そのまま、僕と龍一君がお笑い番組を見始めて、20分くらい経った頃。

部屋のドアが、ノックされる。

「入って良いぞ」

龍一君が許可すると、部屋のドアが開いて龍一君のお母さんが廊下で立っていた。

「泉君、何か好き嫌いある?」

「酸っぱいのと苦いの以外なら、基本何でも大丈夫ですよ」

だから、梅干しとか青汁とかは大の苦手…。

「辛いのは、大丈夫?」

「はい♪
辛いのは、大好きです♪
カレーでもいつも辛口か激辛で、他の一部の料理でも七味や一味とかかけるので♪」

そう応えると、龍一君のお母さんの表情がパアッと明るくなる。

「良かった~!
私も、辛いの大好きなのよ♪」

龍一君のお母さんも、辛いの大好きなのか。

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