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好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

「いえ、本当に辛さが足りないと思ったので
うちでは、たまにこれ以上の辛さの料理を食べる時があるんですよ」

ただ、その度にロークとシェフ長の朝陽さんに、体の心配はされるけどね…。

「龍一君のお母様
よろしけれは今度、龍一君と一緒に家に来ませんか?
うちの自慢のシェフ達に頼んで、激辛料理をご馳走しますよ♪」

「え、本当に!?
でも、悪くないかしら?」

「友達のお母様ですので、大丈夫ですよ
今日、お世話になるお礼と思って下さい」

「泉君、ありがとう~♪」

龍一君のお母さんは、かなり喜んでいる。

「龍一君のお父様も、一度うちに来てみませんか?」

「俺も良いのかい?」

「執事やメイドの、修行&稽古部屋があるのは龍一君から聞いてると思うんですけど」

龍一君のお母さんの心を鷲掴みしたあとは、次は龍一君のお父さんの心を鷲掴みする番だ。

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