テキストサイズ

好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

龍一君のお母さんに、手伝いを申し出るとやんわりと断られる。

「でも、今日1日お世話になるのに申し訳ないです」

「焼きそば頂いてるし、今回もメロンも頂いてるし気にしなくて良いのよ」

「わかりました」

僕は、とりあえず自分が使った食器類だけ纏めた。

「龍一も、泉君の事を見習いなさいよ」

「はーい」

このあと、僕と龍一君は龍一君の部屋に戻る。

◇富崎邸2階・ロークの部屋◇

-ローク視点-

「泉坊ちゃま、龍一様の家で上手くやってるか心配だ…。」

「ロークさん
坊ちゃまも、高校生なんですし大丈夫ですよ
何事も経験です」

昼飯後。

自分の部屋に戻り、亜幌に書類整理とチェックなどを手伝ってもらっている。

「それはそうだが…。」

亜幌の言うとおり、坊ちゃまはもう高校生。

ここまで、心配するようなお年頃でもない。

でも、やっぱりどうしても心配になってしまう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ