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好きな人が1人から2人に!

第4章 ~苦悩する2人への恋~

龍一君は、僕の隣にベッドに腰を下ろして座り、頭を軽く撫でてくる。

「俺は、友人と恋人や大切なモノの為なら、いくらだって体を張れるさ♪」

「っ…!///」

龍一君の言葉に、僕の心の中が一気に暖かく満たされてキュンッてなった。

「……。」

そうか、この気持ちは…。

「で、泉はどうなん?」

「僕は…。」

龍一君も、本当の事を打ち明けてくれたんだ。

僕も、龍一君に本当の事を話さないと…。

「腐男子=ゲイってわけじゃないって言ったけど
僕の場合も、両方派だよ」

「やっぱりか♪」

「やっぱりって?」

もしかして、僕がバイって事がバレてたのかな…?

「何となくな
ロークさんが助けに来た時から、そうじゃないかって思ってたんだ」

「ロークが助けに来た時から?」

「おう!
ロークさんを見る泉の目と、ロークさんと話す泉を見て予想は出来た」

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