テキストサイズ

好きな人が1人から2人に!

第4章 ~苦悩する2人への恋~

昼飯後、1時間くらい休憩した。

休憩後は、1階の右の廊下の奥に進んだとこにある、行&稽古部屋へ4人で向かう。

◇富崎邸1階・修行&稽古部屋◇

「皇人さん
空手、テコンドー、カポエイラを全部使ってかかって来て下さい」

「そうさせてもらいます」

龍一君はジークンドーの構えを、皇人は空手の構えをそれぞれする。

「ロークは、どっちが勝つと思う?」

「皇人と言いたいとこですが…。
龍一様も、相当のジークンドーの実力者と見てわかりましたので、今のところは何とも言えません」

「そうだよね」

部屋の壁際の椅子に座りながら、2人の観戦をする事にした僕とローク。

「龍一様と皇人さんの勝負、かなり楽しみです泉坊ちゃま」

「俺もっす」

所太郎と茶羅も、部屋の壁際の椅子に座りながら一緒に観戦する事になった。

この部屋に向かうのに、玄関ホールに来た時に所太郎と茶羅が現れて龍一君とは、その時にお互いに自己紹介を済ませた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ