テキストサイズ

好きな人が1人から2人に!

第4章 ~苦悩する2人への恋~

「僕も、龍一様のような強い方と手合わせ出来て嬉しいです」

ここまで、龍一君と皇人は互の攻撃を食らっていない。

「でも、この勝負は俺の勝ちです!」

「えッ!?」

「「「「ッ!?」」」」

そう言い、目に見えない速度で皇人の背後に回り込み、皇人の背中にトンッと軽く突きをする龍一君。

「これが実際の戦場なら、皇人さんは終わりでした」

「……参りました…。」

勝負の結果、龍一君の勝利で終わった。

「龍一君、皇人お疲れ様!」

「2人共、見事な戦いでしたよ」

「僕、めっちゃ興奮しました!」

「俺もです!」

僕達4人は、龍一君と皇人の近くに行く。

「皇人さん、すみません
俺、結構本気だったんすけど…。
全力じゃなかったんですよ…。」

申し訳なさそうに、皇人に謝る龍一君。

「謝る事ありませんよ
それでも、本気の龍一様と戦えただけでも嬉しいですよ♪」

龍一君と皇人は、お互いに握手をし合う。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ