テキストサイズ

好きな人が1人から2人に!

第4章 ~苦悩する2人への恋~

「……。」

龍一君の表情からは、見て分かるようにショックを受けている、

「気を悪くされたのなら、本当にすみません
ですが―――――」

「ローク、僕からもお願い!
もう1人だけ、龍一君と同じくらい大切な友達なんだよ!」

「坊ちゃま!?」

「泉…。」

ロークの言葉を遮り、ロークにお願いをする。

「泉坊ちゃまと、龍一様のお友達です
きっと、信頼出来てお優しい方だと思います
しかし、これ以上は―――――」

「ローク、お願い!」

僕は、ロークに頭を下げてお願いをした。

「泉!?」

「泉坊ちゃま!
頭をお上げ下さい!」

僕が頭を下げた事により、龍一君とロークは驚いた声を上げる。

「ローク、その友達も本当に良い人なんだよ!
お願いだよ、ローク!」

僕は、頭を下げたままロークを説得し続ける。

「泉坊ちゃま、分かりましたので頭をお上げ下さい!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ