好きな人が1人から2人に!
第2章 ~主人と従者~
「そんなに心配しなくても、ロークがお母さんの代わりに入学式について来てくれるんでしょ?」
お母さんは現在、海外へ出張している。
「それは、そうですが…。
もしも、坊ちゃまの身に何かあれば奥様に顔向け出来ません」
「……。」
もう、またお母さんか…。
ロークが、僕をここまで心配するのもきっと…。
お母さんへの、恩義からきてるんだろうな…。
僕の気持ちも、知りもしないでさ…。
「ですので、やっぱりお車で…。」
あぁ、もう!
「ローク!
それ以上言うなら、今日はもう僕1人で行くからね!」
「そ、それはなりません!」
すると、ロークが慌て始める。
「申し訳ございません、泉坊ちゃま!
どうか、お許しを!」
頭を下げて、僕に謝るローク。
「良いよ、もう
ロークのそういうとこ慣れてるし」
ロークは僕の事を良くて、弟ぐらいにしか思ってないだろうな…。
お母さんは現在、海外へ出張している。
「それは、そうですが…。
もしも、坊ちゃまの身に何かあれば奥様に顔向け出来ません」
「……。」
もう、またお母さんか…。
ロークが、僕をここまで心配するのもきっと…。
お母さんへの、恩義からきてるんだろうな…。
僕の気持ちも、知りもしないでさ…。
「ですので、やっぱりお車で…。」
あぁ、もう!
「ローク!
それ以上言うなら、今日はもう僕1人で行くからね!」
「そ、それはなりません!」
すると、ロークが慌て始める。
「申し訳ございません、泉坊ちゃま!
どうか、お許しを!」
頭を下げて、僕に謝るローク。
「良いよ、もう
ロークのそういうとこ慣れてるし」
ロークは僕の事を良くて、弟ぐらいにしか思ってないだろうな…。