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好きな人が1人から2人に!

第5章 ~進展するお泊まり会~

◇富崎邸2階・泉の部屋◇

「明日、龍一君の家で泊まり?」

『おう!
親には、既に許可は得てる』

夜、夕飯後に部屋でBL漫画を読んでたら、龍一君から電話がかかってきた。

明日、自分の家に泊まりに来ないかのお誘いだった。

『一度は、家に連れて来いって言われてたんだよ
それに、まだゴールデンウイーク中だから、ちょうど良いかなって思って』

「僕も行きたいけど
ちょっと、ロークに許可取って来るから
一旦、通話切るね」

『了解!』

通話を一旦、終了してからロークの部屋へ向かい、明日は龍一君の家に泊まる事を告げると許可してくれた。

まぁ、ロークが許可してくれなくても行くけどね。

「もしもし、ロークから許可得たよ」

『わかった!
母さんと、父さんにも言っとく』

龍一君の家って確か、家の敷地内にジークンドーの道場があるんだっけ。

龍一君曰く、富崎家程では無いけど普通の一般家庭よりかは、まあまな金持ちだとか。

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