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道о明日に繋がる光

第12章 *はるー01



店に入ると
迷わず喫煙席に座る誠


「イメージないw」


『見かけによらないんだよ
GAPてやつ(´_ゝ`)←』


「うざッwwww」


他愛もない会話


あたしの態度
前より冷たくなってる
自覚わしてるんだけど
なかなか上手く
表現できない


きっと雅以外
誰にでもこんな感じ
なんだろう


あたしが甘えられるのわ
雅だけ…


『てゆか帰らなくて
へーきなの?』


「別にだいぢょぶ
親とか心配してないし」


『はるがそう思ってるだけ
かもしんねぇぞ?』


「…で、なにがいいたいの?」


『ちゃんと大事にしろよ
まだはるわ子供なんだから』


出たよ…
まだ子供なんだから
餓鬼だから


そうよまだ16歳
どうせあたしわ
おこちゃまですよ


すごく萎えた


「もういい…」


『え?』


「はやく帰らなきゃ
お母様が心配しちゃう〜」


『どした、いきなり?』


「じゃあね」


必死で笑顔を作った
ほんとわむかつく
ほんとわ顔も見たくない


どいつもこいつも
餓鬼、がきって
馬鹿にすんのも
いい加減にして


どうしていつも
こーなの…?

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