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ココロノソラ

第20章 やっぱり満たされない...?


O side



「なぁ、潤...。」


また今日も聞こえてくる。



ドアの向こうの翔くんか松潤に話しかける声。


もう少ししたら出てくるだろう。



「はぁ...」




ほらね。ため息をつく翔くん。
さぁ、俺を頼りなよ。



「翔くん。」



名前を呼ぶだけで泣きそうな顔になってる。



「智くん...」



「行こうか。俺んち。」


さぁ、おいで。
アナタの匂いでいっぱいの俺の家に。

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