ココロノソラ
第20章 やっぱり満たされない...?
「何であんな女のとこのほうがいいんだよぉ〜」
「何でだろうね。」
すでに酔っ払っている状態。
飲んでるときくらい松潤のこと忘れたらいいのに。
忘れるためのヤケ酒じゃねぇのかよ。
そんな俺の心の声なんてよそに
さっきから潤。潤 って。
ムカつく。
「智くんが潤の代わりになったらいいのに...」
ぽつりと呟く。
「俺ならなってあげられるよ?
あんな女のとこいく男より俺にしなよ。
ずっと翔くんのこと大事にするから。」
今日こそ届け。
” 好き ” の想い。