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ココロノソラ

第26章 うら, おもて?




「かずおかえりっ」





ほら、くそエロい顔してやがる。




「ただいま...」




「どうしたのー?テンション低いじゃん!」




「別に…」




思いっきし抱きしめられて動けねぇ。




「ねぇ~着替えるんだけど。」





「俺が着替えさせてあげる ♡」




「襲うからやだ。」




「えぇ...」





夕方からだれがおっぱじめるかよ。




しかし狭いワンルームの部屋では着替える場所はなくこの場で着替えることになるんだけど...




...ガン見しすぎだろ、




「にのちゃーん ♡」




「っ!あぶねッ!」




ほんとこの人は抱きつくのが好きだな...





「しっかりしてくださいよ相葉先生...」




なんてぼそっと言ったら




「今は先生じゃない!」



って怒る。




えっちのときは ” 先生って呼べよ”って攻めてくるくせに。







まーくんにとって、学校はストレスの塊なんだって(笑)




俺には触れられないし。近づけないし。


何かと仕事も多いし。




だから家に帰ったら思いっきり羽伸ばして
これが本来の自分だってね。




まぁ、努力は分かるよ。






そんな姿も全然許せる。



好きだからね。







fin .

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