ココロノソラ
第28章 Sweet ? No, Bitter sweet .
N side
「智、起きて。」
「んー...」
2人暮らしを始めて俺が必ず早く目が覚めて
智を起こすのが当たり前になっていた。
「早く起きろー」
「 ......手。」
手...?
よく分からないけど恐る恐る手を差し出した。
「っ...!」
「んふふ、つかまえた~」
「何、寝ぼけてんの...////
早く起きないと...んんっ!」
ぶちゅっという音がふさわしいくらいの
口を押し付けるキス。
そしてすぐに舌が入ってくる。
俺だって数分前は寝てたのに
なんだ、この濃厚なやつ...///
「はぁっ...////」
顔が熱い。